2013年6月6日
今年は例年に比べ梅雨入りが早いようですが、その前に医療施設の防水改修工事を施工させて頂きました。
この施設の屋根はアスファルトシングルで仕上げられているのですが、経年劣化がひどく幾度となく補修した跡があり、漏水もあるため今回の改修となりました。
今回は、改質アスファルト防水(トーチ工法)による改修です。既存のシングルを剥がさず、その上にアスファルトシートをトーチバーナーを使用して張っていきます。
この工法は通常のアスファルト防水(熱工法)に比べ、溶融釜などの大掛かりな設備が必要なく、施工時の臭気、煙が少ないため近隣に対する影響の低減が期待できます。また、CO2の大幅な削減ができるため、環境負荷が低いことも特徴です。
まず、既存表面を高圧洗浄機で水洗いします。
次に、下地調整材をシート張付け部全面に塗布します。
厚さ4㎜のアスファルトシートの裏をバーナーであぶり、溶着して行きます。
シートの接合部分は、タテヨコ共100㎜以上の重ねをとります。
水性の表面仕上材を2回塗って完成です。
今回、施工面積600㎡を6日で仕上げました。
短期施工で、ローコスト、おまけに漏水10年保証が付きます。
当社では、この他の防水改修工事にも対応しております。台風シーズンの前にいかがでしょうか?
お問い合わせ、ご相談はお気軽に、ご連絡ください。
-光-
トラックバック
トラックバックURL: